「“無人ギョーザ店”で3度目の被害 よく似たカバンの人物がカメラに…

2022.09.14

東京・足立区にあるギョーザの無人販売店で11日、1人の人物が冷凍庫の棚から商品を次々と選び、代金を支払わずに出て行きました。実はこの店、同様の被害にあうのは今月に入って3回目。防犯カメラの映像をみると、よく似たカバンの人物が…。

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防犯カメラが捉えた犯行の瞬間。11日午前5時前、東京・足立区にあるギョーザの無人販売店「天空キッチン西新井大師店」に現れた1人の人物。次々と冷凍庫の棚から商品を選んでいきます。

時折、防犯カメラを見つめる様子も…。

無人販売店のため、料金箱に代金を入れるシステムですが、この人物は代金を支払うことなく店を出ていきました。

わずか2分の“ギョーザ泥棒”。盗まれたのは冷凍ギョーザ3つとタレ2つ、合計3400円分でした。

店のオーナーは――

ギョーザ無人販売店オーナー

「おそらく“また来るであろう”と思ってましたけど、やっぱり来たなって感じですね」

実はこの店、ギョーザを盗まれるのは今月3回目。

1回目の被害はおよそ1週間前の5日。店の防犯カメラには、背格好の良く似た人物の姿が映っていました。

この日は小銭入れのようなものを手に持ち、周囲を見渡しながら商品を袋に入れていきます。そして、代金を支払わずに外に…。

2回目の被害は、その翌日の6日。カバンや小銭入れは、1回目の人物と同じもののように見えます。

2日間の被害は、5日が3200円で6日が3000円。合計額は6200円。オーナーはこの人物を高齢の女性とみていて、警視庁に被害届を提出。店内に張り紙をして警告しましたが…11日、3回目の被害に。

ギョーザ無人販売店オーナー

「商売の邪魔するようなことは、してほしくないですね」

警視庁は1回目と2回目の被害について、同一人物の可能性もあるとみて窃盗事件として捜査しています。

店側は、3回目の被害についても同じ人物とみて、被害届を提出する予定だということです。